孔子廟公式ブログ

孔子廟の今を長崎孔子廟・歴代博物館の副館長「小林」が毒とパンチを効かせてお届けします。

虎になった日。

2021.06.03

皆さんこんにちは。

長崎は大雨でした。今は止んでいますが、雨も風も強かったです。
大雨になると川の氾濫や崖崩れが怖いです。長崎は坂の街、、。
皆さまにおかれましても、安全第一にお気をつけ下さい。

残り14日間、57%を達成しました、、、!

頑張る館長

臨時休館が延長となりました。静かな孔子廟リターン、、、。
館長と差し向かいでの空間も延長。
話すことがありません。 これぞジェネレーションギャーーーップ。
大体が9割が仕事関係の話。1割が与太話なので、与太話に値する日常ネタが、
家と仕事場の往復のみの生活パターンとなるとそう起こらないので、困ってしまいます。

そういう雰囲気を打開したいので、先日は「久しぶりに館長に特化した動画を撮影しましょう」と、
『館長の一日』と題したPR動画を制作しました。
撮影1時間・編集2時間。制作と呼べるほどの代物ではありませんが、楽しかったです。

何でもやってくれるNG無しの館長。
内心、(普通は嫌がって拒絶するのに、館長は本当に懐が広いなぁ・・・)と
改めて感謝の念を抱きました。


賢人たちを巻き込みたい館長


鯉に餌をあげる館長


突きの鍛錬を行う館長


太極拳館長


パネル

ここ最近は、「館長の隠れファンです」とカミングアウトをして下さる方もいらっしゃり、
(どうして隠すんだろう)と深読みしそうになるこの頃です。

偉大な館長に乾杯です、、、!
(館長動画は、公式InstagramとFacebookで公開しております☆)

頑張る変面師

そして変面師も休館の間も各々が練習を重ね頑張っています。

京介君は、
「体力作りと体幹を強化します!スタミナは必須っす!」
週の半分を練習にあて、ストイックだなぁと感心しています。

ひなちゃんは、こうしたい、という明確な目標はやはり未だ難しいものの、
「私はこんなに変わったんだぞ、と思ってもらいたい」という言葉を最近よく口にするので、
随分心が成長したなぁ。と同時に、良い意味での責任感が出てきたんだな、と
しみじみと嬉しくなります。

ひなちゃんの目下の目標は、「メリハリ・スピード・迫力」です。
身体が小さいので動きを大きく。面が変わった時のメリハリ。そして面で表現する迫力。
これらが上達するように部分部分を繰り返し練習しています。

子虎面の動きの時に、どうやったらもっと迫力が出せるのかなぁと、悶々としていました。
ひなの師匠である、王先生にご相談しながら取り組んでいたのがこの2週間。

そして、ある一つの推論に思い当たりました。
「迫力は気迫。詰まるところ演じる本人が気迫を持つ事が基本」
いわば、自分のことを人間ではなく本当の虎と思わないといけない。
子虎は自分のことを子供とは思っていない。思うわけがない。
虎は肉食獣。すなわち、見ている人に威嚇(捕食)する位の気概を持って
表現するべき。

という、ニュアンスの事を訥々とひな(10歳)に言い続け、説得という名の洗脳を試みました。

すっかり気分は肉食獣のひなちゃんは、子虎面の時だけ一種異様な雰囲気になってしまいました。
館長がお客様となり、本番を想定した練習を行うのですが、
「子虎の時は、館長(鑑賞者)の喉を食い破る気持ちで臨むように」と指令してしまったばかりに、
本当に館長の首に爪を立てて襲ってしまい、あわや流血一歩手前。
慌てて引き剥がし「やり過ぎだ」と諫めたところ、
大変澄んだ瞳で
「だって、わたしは虎だから」とメソッド女優ばりに返され、洗脳の効果に驚愕した次第でした。
館長だからよかったものの、これが一般の方だったら一大事。賠償問題に発展しかねないので、
「首を狙うのはやめるように」と洗脳の重ねがけを施し、何とかなりそうです。

しかしながら、「なりきる」というのは大事な要素なのかもしれません。
10歳の演者は自分に出来ない事の多さと、周りの演者との差を自分なりに分かっており、
それに対して劣等感を抱いていることも確かで、少しでも追いつきたくて彼女なりに
足掻いている事も、分かりづらいけれど分かっています。

京介君にも同様で、目に見えるものだけが全てではなく、深層の部分を汲み取って理解をしたいと
常に思う事が大事なんだと思う、今日この頃です。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それでは次回の更新もよろしくお願いいたしますっ。